トヨタの86

(ハチロク)は、トヨタ自動車がSUBARUと共同開発した86。
FRレイアウトのスポーツカーで、トヨタとしては1972年に生産を終了したミニエース以来40年ぶりで4台目の水平対向エンジン車が86なのであります。SUBARUからは姉妹車BRZが販売されている。86のコンセプトは、走る楽しさを追及した「直感ハンドリングFR」であり、それを実現するためにも、4つの特徴(小型・軽量・低重心・低慣性)を備えている小型スポーツカーと言えます。企画・開発された小型「お客様とともに進化する」スポーツカーになりたいとの趣旨のもと企画・開発され、「86」との名付けられたのでした。常に顧客を主体としている点は、トヨタの現在の経営姿勢からも理解出来ると言えるでしょう。また86は、チューニングのしやすさからも特徴であり、「自分だけの1台を楽しみながら育てる」との心意気で人気があったAE86型カローラレビン・スプリンタートレノの醍醐味を引き継いでいる1台とも言えるのです。
2012年4月6日から全国で発売が開始となり、トヨタスポーツカーとしては2007年に販売終了となったMR-S以来5年ぶりの復活となったのです。
若年層からの支持を目指している点から、当初価格設定は低価格と設定しましたが、メインターゲットとしては、若いころにAE86に乗っていた現在の40代・50代の男性陣でした。また、将来的にユーザーとなる子供達にも人気となる事にも焦点をあてて開発されました。それは、10年・20年後のユーザーとなる事は確実ですから、そうして若年層が憧れを抱ける様なスタイリングを目指した86なのです。
そんな86の販売価格は?「RC」で199万円、標準グレードである「G」で241万円、上級グレード「GT」になると279万円、更に最上級グレードであります「GT “Limited”」は305万円となっております。
トヨタは、86の販売からスポーツカー文化を育てることにも尽力する事となりました。86を発表した2012年に「86スポーツカーカルチャー構想」として7つのプロジェクトを発表し86のファンサイト「86 SOCIETY」をwebで開設しました。お奨め峠を選定して紹介する「86 峠セレクション」といった企画を実施、ワンメイクレースでサーキットを楽しむ企画を開催しています。この様に、トヨタな斬新な企画をどんどん行う事で、幅広いユーザーを獲得する事にも繋がっているのです。
顧客としても、こうした企画等に参加する事によってトヨタ車を知るきっかけ作りにもなりますから、購入のおける情報提供の場としても有効に機能していると言えるでしょう。